3日目

 今日は早起きできたのでホテルで余裕の朝食をとり、いざコロンビア大氷原へ。バンフで泊まるのは最後だったのでホテルをチェックアウトしトランスカナダハイウェイ経由で車を走らせる。

 今日はトランスカナダ・ハイウェイからアイスフィールド・パークウェイに間違いなく進む。写真はボウ・レイク

ボウ・レイク
(Bow Lake)

ペイト・レイク
(Peyto Lake)

 コバルトブルーが鮮やかなペイト・レイク。観光バスは展望台のすぐ近くに駐車場があるが、乗用車の場合は駐車場から散策路を10分ほど歩く。

 サスカチュワン・クロッシングのドライブインでガソリンを入れる。フルサービスのスタンドだったが、ここのガソリンは1リッター99セントもした。

アイスフィールド・センター
(Icefield Centre)

 ここでから雪上車ツアーが始まる。

コロンビア大氷原
(Columbia Icefields)

 アイスフィールドセンターでスノーコーチのチケットを買い15分くらいの待ち時間で大氷原ツアーへ。集合時間の5分くらい前になってもバス乗り場にだれもいないので時間にルーズだなと思っていたら、みんなもうバスに乗り込んでいてうちの家族が一番ビリでした。バスで途中まで行きそこからスノーコーチに乗り換え大氷原へ。スノーコーチを降りたら真冬のように寒かった。母とまどりんはは早々に脱落しスノーコーチの中へ、父と兄ちゃんはガンバって氷河の水を手ですくって飲んだけど、手がちぎれそうなくらい冷たかった。途中運転手が冗談を言ってみんなを笑わしてくれているようでしたが、英語なので理解できませんでした。(このバスに日本人はうちの家族だけでした。)

 コロンビア大氷原のアイスフィールドセンターのカフェテリアで昼食。テリヤキチキンを注文する。こちらの人たちはテリヤキの意味が分かっていないような気がする。ここのテリヤキチキンも照り焼きしてあるのではなくて、ボイルしたチキンにテリヤキソースがかかっているだけ。
 コロンビア大氷原をあとにし、本日の宿泊場所であるエメラルドレイクへ向かう。

すすり泣く壁
(Weeping Wall)
 

 コロンビア大氷原からバンフへ向かって走るとすすり泣く壁があります。岩の途中から出ている2本の小さな滝が涙のように見えるところからこの名前が付いているようです。

ナチュラル・ブリッジ
(Natural Bridge)

エメラルド・レイクに行く途中の道沿いにある。自然の激流が作った天然の橋。

エメラルド・レイク(Emerald Lake)
 今回の旅行で湖の畔で宿泊できる場所を検討しました。有名なところではシャトー・レイク・ルイーズがありますが、レイクサイドの部屋は料金がバカ高く、観光客が押し寄せて来る場所なので敬遠して、静かな時を過ごせるという事でエメラルド・レイク・ロッジに一泊することにしました。宿泊者用の駐車場は少し離れたところにあり、シャトルバスでホテルのメイン棟まで送ってくれます。実際に宿泊する場所はロッジが敷地内に点在していて、一棟が4部屋になっています。外見はバンガローっぽい作りですが、部屋の中は暖炉があり綺麗なホテルそのものの作りになっていました。のんびり出来るおすすめのホテルです。
 エメラルド・レイクはその名の通り、エメラルドグリーンの湖です。

ロッジのベランダとベランダからの眺め

まどりん(左)


夕暮れ時の敷地内(下)

 夕食はホテルのレストランでとりました。父と兄ちゃんとまどりんは珍しいステーキに挑戦しました。エルクのステーキは普通のビーフステーキの様な味でとても美味しかったです。バッファローのステーキは、ソースに少し苦みがあったようで、まどりんは苦いと言いながら食べていました。前菜にもエルク・バッファロー・ダック等のサラミや薫製を注文しました。

母:サーモン

まどりん:バッファロー

父、兄ちゃん:エルク

暖炉の前でグラスを片手に

ハプニングその1
 まどりんと母の部屋のキーを中に入れたままドアを閉めてしまい、自動ロックなので部屋に入れなくなった。兄ちゃんとまどりんがフロントへ行き、身振り手振りでスペアキーを貰ってきてくれた。
ハプニングその2
 火災報知器の警報が鳴った。フロントへ電話し従業員がかけつけてきた。「ユアスモーキング?」と聞かれたので「ノー」と応えると同じ棟の他の部屋へ入っていった。警報はすぐ消えたが原因はわからない。