2日目 札幌〜天売島

道央道からオロロン街道を走って羽幌の港へむかう。


海岸線を走る


このあたりは風が
強く、風力発電の
プロペラがみえる

羽幌フェリーターミナルと天売島へむかう高速船


途中焼尻島に10分寄港し天売島へ

天売島
 今回の北海道旅行の大きな目的がこの天売島へ来ることでした。この島はこの時期海鳥の楽園になります。この島は日本で唯一オロロン鳥(正式名はウミガラス)の繁殖が確認されている島です。またウトウの世界一の繁殖地です。


 天売島に着いてまず昼食。港のすぐそばにあるてうり亭 (上の真中の画像)でいくら丼と海鮮ラーメン。

 昼食を食べていると5人くらいのグループが入ってきた。その中に物まねの江戸屋猫八さんがいたらしい。後で聞いたけどその時は気づかなかった・・・(よく天売島にはみえるそうです。)

1周12kmの島だが歩くと結構あるので、観光ツアーに申し込みました。


↑天売高校。定時制のみで生徒8名らしい



この穴はウトウという海鳥の巣で、島内に30万カ所あり60万羽のウトウがいるそうです。

←赤岩

↓海はとても澄んでいて綺麗です

観音岬展望台から海を見るとゴマフアザラシがたくさん寝そべっていました



このハートマークの前で写真を撮ったカップルは幸せになるらしい



遠くに見えるのは焼尻島


オロロン荘   2日目の宿泊場所です。料理は海の幸がいっぱいでした。

ウトウウォッチング
 ちょっと早めの夕食を取り終わった後ウトウウォッチングに参加しました。日が暮れると昼間見た巣の中にいる雛に60万羽のウトウが餌を持って帰ってきます。午後7時くらいに迎えのバスが来て赤岩展望台へむかいます。この日はキャンペーン中で1,000円のツアー参加費の半額券と500円の買い物券がもらえました。

赤岩展望台に着く頃には日が沈んでいました。海からウトウが帰ってくるのを待ちます。

 ウトウの巣のまわりにはウミネコがたくさんいます。このウミネコはウトウが持って帰ってくる餌を横取りするために待っています。



ウミネコに囲まれて餌を横取りされているウトウ。

←餌をくわえているウトウ


 ウトウは人をあまり怖がらず、すぐ近くまで来るのでとてもかわいいです。


 ウトウとウミネコによる餌の取り合いは壮絶です。ウトウは体の割に羽が短く、羽ばたきが早いのでブーンというような音で人のすぐ近くを飛んでいきます。飛ぶスピードも速いのでウミネコは追いつけないのですが、地上に降りたとたん、たくさんのウミネコにおいかけられて餌の取り合いが始まります。その数が何十万羽という数なので言葉で表現できないくらいすごいです。